消費者金融の現状と課題

キャッシングの注意点

キャッシングの際の注意点としましては、まず第一に、“キャッシングは借金であり、自分のお金ではない”ということをしっかりと認識しておくことです。当たり前のことですが、人によってはついつい気が大きくなってしまいがちです。 返済不可能な状態に陥ってしまわぬよう、堅実な計画を立てた上で、返せる範囲の金額を借りることが大切です。

また、返済への意識をキープすることも大事です。ついつい返済を怠ってしまったり、期限を忘れてしまったりということがないように気をつけましょう。 返済期限を過ぎてしまった場合、延滞利息で計算し直されてしまいます。そうすると利息額が跳ね上がり、自分への負担が増えてしまうのです。 そして万が一、返済できる範囲を超えてしまった場合でも、絶対に他のキャッシング会社から借りて穴埋めしようとはしないこと。借りては返してを繰り返していると利息で借金額が膨らみ、最悪、自己破産するしかなくなってしまいます。

そうなってしまう前に、各種相談機関や窓口に相談して、返済計画の見直しなどの対策を打ちましょう。 ヤミ金業者に注意！
キャッシングを利用するにあたって、最も注意すべきはヤミ金（闇金融）と呼ばれる悪徳業者です。これらの業者は出資法の上限金利（年率29.2%）を超える違法金利で貸付を行い、返済の取り立て時に脅迫などの行為で消費者の生活を脅かすこともあります。 そのような悪徳業者に引っかからないよう、キャッシングを利用する際の知識として悪徳業者のチェック方法も、身につけておきましょう。

＜登録番号の内容でチェック＞

登録番号の内容にはしっかりと意味があり、その点のチェックもヤミ金業者を見分ける際には重要になってきます。「都」「関東財務局長」「○○県知事」の部分は都道府県・財務局の管轄によって変更になり、その次にくる括弧内の数字は営業年数を表します。数字は三年ごとに更新され、（1）の場合は1~3年の営業年数となり、（2）の場合は4~6年の営業年数となります。必ずとは言えませんが、ヤミ金業者は登録してすぐに閉鎖する例が多い為、（1）となっている業者の商品内容・契約内容には十分に注意する必要があります。

＜条件面でのチェック＞

公衆電話、電柱などの張り紙広告や、ポスティングされたチラシでよく見かける“無条件で融資可能、ブラックリスト OK、審査不要”といったうたい文句は絶対に信じないようにしましょう。こうした広告を出している金融業者は財務局に未登録の場合がほとんどで、違法に貸付を行うヤミ金業者である確立が極めて高いと言えるでしょう。極端な好条件には注意してください。

お金が必要な時は、人それぞれ理由があると思います。 お祝い事など急な出費ほど、建て続いてしまうなんてことも珍しくないかと思います。 しかし、キャッシングを利用するにはいくつかの注意するべき点があります。 CMでも言われているように返済計画は、どなたでも借りる前に考えておく必要があります。

1.借りる前にご家族や友人に一度相談しましょう。
生活を共にしている場合は、金銭の問題なので必ず相談されることをおすすめします。
2.消費者金融会社に対して嘘をつくことは良くありません。
はじめに個人情報を記入します。 個人情報の偽装は、審査にも関わってきますし嘘だった場合に信用を無くしてしまいます。
3.連絡をせずに返済が遅れることは避けましょう。
返済が遅れてしまうと信用問題に欠けてしまいますが、そこで、連絡をせずにしてしまうともっと信用が無くなってしまいます。誠意として、必ず連絡を怠らないように気をつけましょう。
4.決して借りすぎない。
もし、借入限度額が高くても必要な金額以上にキャッシングすることはおすすめしません。
借入金が高ければ高い程利息がかかってしまいます。